ミスティック・リバー

suoahakaa2005-08-21

同名のベストセラー小説を、クリント・イーストウッドが映像化したサスペンスドラマ。

 漏れはサスペンスものの犯人当てが苦手だ。苦手というよりまったく当てたことがない。金田一少年の事件簿でも尽く外してきた。そもそも漏れのような凡愚が、英邁な作家先生の思惟を先読みするなどできるはずもない。でも一度くらい当ててみようと思い推考する。が、当たらない。哀しい。
 そして今日、友人宅に遊びに行ったがとくにやることもなかったので観てきた。別に観たかったわけでもなかったが、買うだけ買って封も開けてない状態だったのでせっかくだから観た。今回もやっぱり犯人は当てられなかった。哀しい。
 サスペンスなので劇中で殺人がおこなわれる。そしてその殺人には理由がある。金、怨恨あたりがサスペンスでの主な殺人動機だろうか。あと殺戮そのものが動機のシリアルキラーなんかもあるか。現実には、ムシャクシャしてやった、今は反省しているような殺人事件も起こるが、突発的な殺人事件は推理の余地も少なく物語として成立しにくいのだろう、劇として目にする機会は少ないように思う。逆に古畑任三郎のような犯人先ばらしの物語では突発的にコロしちゃうこともよくあった気がする。
 んでミスティック・リバーだが、ネタバレ*1。そら当たらないわね。しかしこの映画は犯人当てが目的の映画ではないようだ。なんかべらぼうに重いストーリーで、運命とか友情なんかが中心になっているんだと思う。でもなんかよくわかんなかった。途中うたた寝しちゃったし。重い話は好きじゃないです。

ネタバレに気を遣って注釈機能を使ってみたがすぐ下で目に付いてほとんど意味なかった。わらい。

*1:突発的な殺人落ちだった