大阪プロレス@デルフィンアリーナ 串カツもあるでよ

suoahakaa2005-08-28

 行ってきました新世界。行ってきましたデルフィンアリーナ。当初の予定では自由席で観戦するつもりだったので、より良い場所を確保するべく開店10時に合わせてちょ→早起き。直前で道を間違えたりしたがなんとか10時の開店を待ち、警備員に止められるくらいに。そこはもういい大人なのでおとなしく待っていると警備員から開店コール。逸る気持ちを抑えすまし顔で歩く。大人だから。初めて入ったわりにデルフィンアリーナはすぐ見つかったが入り口にはもうすでに20人ほどの行列が!さすがにその行列を目にしてしまうといくら大人といえどおすましさんじゃいられない!鼻息荒く列を弾き飛ばさんばかりの猛ダッシュ!周りは全部敵だ!殺せ!殺せ!Kill em all!というのは嘘で少々小走りになりながらもあくまで冷静に列の最後尾へ。大人ですから。どうやら今日は夏休み最後の日曜日ということで小学生(以下?)が無料だったようだ。大阪プロレス太っ腹。つうか行列はそのせいかよ!半分くらいガキだったし!ガキうぜえガキうぜえ思いながらもようやくチケット購入の番が回ってきたらなんと指定席が空いていた。小さいハコだろうということはなんとなく感じていたので自由席と指定席の差はさほどないだろうとは思ったが、500円しか違わなかったので指定席でもいいよと思いつつ一緒に行った友人に購入を委任。すると迷わず指定席を選ぶ友人。僕らはいつも以心伝心。
 無事チケットの確保も終わり14時の試合開始まで4時間もの間そこらをぶらつくことになった。漏れは新世界デヴーだったので以前大阪に住んでいたことのある友人に行動を一任。ここでも人任せ。つうか金魚の糞の楽さは異常。引きで通天閣を眺めてみたり真下から通天閣を見上げてみたりと街並みを堪能しながら歩いていたが、その街並みは実にカオスで、アナログでアナクロな匂いがした。NINTENDOやらPSやらXBOXがこれだけ普及している平成も17年に、スマートボール屋が大繁盛しているさまは新鮮でもあり、また懐かしくもあった。一通り街並みを見て回ったあたりで、暑さに喉も渇き、朝飯もろくに食べていなかったので昼には少し早いが、さっそく新世界名物串カツを食べに行くことに。名物ということもあり串カツ屋は乱立していたが、そのなかでも店頭でボブマーリーの画が一際異彩を放っていた店へスルニョーと入店。串カツとレゲエのコラボ。さすが新世界。さすがNew World。本当は大阪在住の知り合いにだるまという店をお勧めされていたのだが開店時間まで待てなかった。ボブマーリーなら誰でもよかった。今は満足している。マクドナルドが至高な漏れに味に対する評価なんてできるわけもなく、ただただ美味かった。アスパラでかかった。ビールも飲んだった。昼間っから。日の高いうちから飲むビールの美味さは異常。つうか全体的に安かったな。生中290円*1、串カツ1本90円*2、どて焼き1本90円とか。気持ちよく2杯飲んで腹いっぱい串揚げ食ってお一人様2200円也。90円の串ばかりではなく200円もする高級食材も注文したのでけっこうな額になった。
 新世界は美味く懐かしい街ではあったが、いかんせん年齢層が高すぎる。じじばばばかりで、まだまだ若いつもりの漏れには刺激が足りない。なので刺激を求め難波のほうへ移動。地下鉄を日本橋で降りてぶらぶらっと友人について歩いた。道中様々な異物*3を目にしては携帯でパシャパシャしていてまさにおのぼりさん。安田大サーカスのヒロの人形をカメラに収めると、友人から写真を撮ってやるので人形の隣に行けと強要される。それはさすがにサムイので拒絶の視線を送ったが友人の目は鈍く光り、漏れの哀願を受け入れることを強く拒んだ。そして漏れは白昼、群集の真ん中でレイプされた。
 八月も終わりといえど日中はまだまだ暑く、疲れもあったのでどこかで休憩しようということになりコーヒーの飲める店を探した。漏れのそれとない希望は、色々な意味で楽しい雰囲気の店だったのだが、スタバはタバコが吸えないので却下、マックやミスドを提案したがなんとなく却下され、たどり着いたのがNGK横のコーヒーの青山。これまたじじばば好み落ち着いた選択だと思いながらも、もうそれ以上歩くのも辛いので入店。しばし休憩。と、友人が何か小声で語りかけてくる。なんで小声よ?と思いながらもう一度聞いてみると、なんと斜め後ろの席にリットン調査団の片割れがいる!と。さすが大阪、さすがNGK!つうかリットン調査団なんて言われても顔なんて覚えてNEEEEEEEE。リットン調査団がコーヒーを飲んでいるという事実よりもそれに気づくあなたが凄いよ。リットン調査団を見て気力も体力も回復したところで再びバガボンドへ。コーヒーの青山を退店する際、入り口に置いてある新聞、雑誌に目がいったのだがその中に●●新聞という文字列を発見。もうコーヒーの青山には二度と行かないだろうと思いながら外に出る。
 その後うろうろぶらぶらしながら結局歩いてフェスティバルゲートへ回帰。試合開始にはまだ少し時間があったがうろうろぶらぶらして潰す。試合開始15分前に余裕をもちつつデルフィンアリーナへIN。さすが指定席。つうか席狭ッ!いくら狭いハコでもパイプ椅子だろうと考えていたがんなこたぁない、壁にくっついた長台にクッションが敷いてあってビニールテープで仕切ってるだけ!その仕切りも本当に尻1個分で太った人が座ったらはみ出ちゃうよ!しかも背もたれ90度!自由席は地べたで結構自由に座れそうで自由席のほうがよかったんじゃないよー。指定席の方がリングに近く、その距離2m程度だったとしても、だ。ここでの観戦はきついなあと思っていたら隣に座ったおっさんが臭ッ!うえ〜まじ勘弁、この環境で2時間、おっさんとのランデヴーに漏れは耐えられるのだろうかと心配していると試合も楽しめなかった。いやでも結構楽しかったと一応フォロー。あとデルフィン社長はすごくいい人で友人がカメラを向けるたびにこっちを向いてくれた。デルフィン、かっこいい。
 試合の終わる頃には漏れの顔色はすこぶる悪く、友人も意を酌んでくれ、その後予定していたどこだかのWWEショップには行かず、ラーメンを食いに某所に寄った以外はまっすぐ帰途についた。めでたし、めでたし。

*1:その後280円の店をみつけたんだが

*2:着太りしてたけどね!

*3:でっかい蟹の看板とかでっかいグリコのマークとか食い倒れ人形とか安田大サーカスのヒロの等身大っぽい人形とか